上級表面技術講座

ご挨拶 代表取締役 山下嗣人
上級表面技術講座は1967年(昭和42年)の開講以来56回目を迎え、修了者1925名(受講者2207名) が表面処理業界の中枢で活躍しています。第53回講座からは、従来の3コース制カリキュラムを一新して、「基礎から応用・先端までの統一コース」とし、講義科目に加えて、「実験・演習・工場見学会」を新設しました。
グループ研究討論会、修了認定研究指導、修了認定研究発表会を通して、企業幹部に相応しい資質ならびに人間教育も行っております。第54回講義からは、対面とオンライン講義を併催しています。
御社の将来をになう人材教育の一環として、ぜひご利用ください。
本講座の特徴と内容
専門的な知識の深化:
「基礎電気化学」を中心に、多角的な視点からめっき技術を学びます。これには、めっき各論、応用技術、環境衛生、品質・環境・安全管理、そしてめっき設備科目が含まれます。経験豊富な講師陣による講義と演習を通じて、受講生の理解を深めます。
実践的な学習:
動画を使った電気化学の基礎実験により、基礎理論の習得や分析能力を鍛えます。さらに、工場見学を通じて業界のトレンドを直接体験します。また、希望者には、「めっき技術者のための電気化学実習セミナー」を開催予定です。
キャリアアップの支援:
豊富な知識と経験をもつ名誉教授や企業経営者による特別講義により、受講生のキャリアアップをサポートします。また、グループ研究討論会、修了認定研究指導および研究発表会を通し、「コミュニケーション力ならびにプレゼン力」を高めることができます。
ネットワーキングの機会:
同じ目標を持つ受講生と接触する絶好の機会です。共に学び、成長し、新たなパートナーシップを築きましょう。
プロフェッショナルなめっき技術者への道:
本講座は、めっきの基礎から先端技術までをカバーし、受講生を「プロフェッショナルなめっき技術者」に育成することを目指しています。課題解決能力や研究能力を向上させることで、製品開発や品質改善に貢献できます。
受講資格
講義レベルは高専、大学程度ですが、文系を含む大学卒業者はもちろん、高校卒程度の知識と意欲があれば問題ありません。したがって、資格制限はいたしません。
講座修了認定および単位取得認定の規定
所定の合格認定単位数に達し、修了認定研究の審査に合格した受講生に対して、修了認定証授与規定に基づき「修了認定証」が授与されます。

授業風景

各種講座終了後の確認テスト              めっき用電源に関する実習

グループ研究の発表                  修了認定研究指導

電気化学実験